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メタボは約310万人 「予備軍」は約266万人 計576万人 【新聞記事】  2011.11.28

メタボと予備軍26.7% 09年度微減、検診実施は4割 厚労省

2009年度に特定健診(メタボ健診)を受け、「メタボ」と診断された人は約310万人だったことが25日、厚生労働省のまとめ(確定値)で分かった。「予備軍」は約266万人。メタボと予備軍を合わせた割合は受診者の267%で、制度が始まった前年度より01ポイント低下した。健診の実施率は24ポイント上昇したが413%で、目標のフ割に達していない。

特定健診は内臓脂肪(メタボリック)症候群を改善して生活習慣病を予防するのが目的。各保険者に08年度から40~74歳を対象に実施が義務づけられた。09年度は対象者約5221万人のうち約2159万人が受けた。

受診者のうち、腹囲の基準(男性85センチ、女性90センチ)以上で血圧や血糖、コレステロールの2つ以上が基準を上回る「メタボ」と診断されたのは約309万8千人。腹囲に加えて1つ以上が基準を上回る「予備軍」の約265万8千人を合わせると約575万7千人だった。受診者に占める割合は減ったが、人数は前年度の約541万8千人より増えた。

服薬中の人などを除き、特定保健指導の対象となった人は約408万6千人。特定健診を受けた人の18.9%で、前年度の19.9%を下回った。指導を最後まで受けた人の割合は前年度(フフ%)を上回ったが、12.3%と1割強にとどまった。


日本経済新聞 2011/11/26