facebook instagram

水をいっぱい呑むと若返る それホント?!   2012.07.12

ヒトのカラダの60%は「水」。ヒトの細胞数は200種類、150兆個。その一つひとつの細胞の膜内も膜外(血液やリンパなど)も殆どが「水」。なんと一日にカラダから失われる水は2.5リットル。汗をかいたり、トイレに行ったり、さらに呼吸によって、普通に生活しているだけでもかなりの水がカラダから失われる。乳幼児の場合、カラダの80%が水。老化と伴に年々減りはじめ、老人になる頃には水はカラダの50%弱になる。もし、「水」が4~5%失われると不調が起こる。10%失われると生命が危なくなる。そして、体内の水はほど1ヶ月で総チェンジする。そこで、最も手軽で確実な老化防止。つまり、坑加齢(アンチエイジング)は、何と水をカブ飲みすること。それに尽きるのです。

 

「水」はカロリーゼロ。どのぐらい飲めばイイのか。メアスとなる飲み方は、起床時にコップ1杯、朝・昼・夕食時の前後に1杯つづ。加えて、午前中に1杯、午後に1杯、そして、就寝前に1杯。少なくとも毎日コップ7~10杯は飲む。もし、プールへ入るであれば、その前後には、更に1杯づつ。つまり、水をカブ飲みする。それだけで老化をスピードダウンさせる。有り難い話です。もし、水中でコムラ返しなど筋肉痙攣が起き易いヒトなら前後に2杯は飲む。それだけで防止効果があります。

では、何故、水をカブ飲みすると老化防止になるのか。その大きな理由は二つ。その第一は水は体熱を吸収するから。第二は水には高い運搬力⇒溶解性⇒排出力があるから。この二つがカラダへの栄養の摂取と吸収、そして、新陳代謝で生じた”老廃物”を体外(汗・尿・便)へ運び出してくれるわけです。

そこで、 「水」の基礎知識を少々。水には「硬度」と「ペーファー」(pH)の二つの区分があります。硬度は、軟水から硬水まで、4つに分類されいます。(図参照)。日本の水は殆どが「軟水」か「中程度の軟水」です。水道水は軟水。もう一つ、ぺーファーはpH7が中性。7以下が酸性で7以上がアルカリ性。(図参照)水道水は中性。毎日、水をカブ飲みするのであれば水道水(軟水&中性)で充分です。ちょっと面倒ですが、一工夫すれば、より美味しい水道水が呑めます。それは丸一日水道水をナベやヤカンに”くみ置き”する。塩素やカルキは空気に触れると抜ける。臭いが抜けたモノをベットボトルなどに入れ、冷蔵庫で更に一晩冷やす。水は冷やすと数倍美味くなる。”くみ置き”の中に木炭を入れるのもイイらしい。微量な汚れを木炭が吸収しますからね。木炭は入れるまでによく洗い、10分ほど沸騰させ、乾燥させたモノを使用する。

ちなみに、ヨーロッパに多い硬水は弱アルカリ性、ミネラル分がやや多いのが特徴。たまには贅沢してヨーロッパ産の「水」を呑むのもイイかも知れません。いかがでしょうか。水をカブ飲みして若返りましょう。

今野 純


自癒力を高める正しい「水」の飲み方

◎起床時のコップ2杯(内臓の活性化)

◎食事30分前のコップ1枚(消化を助ける)

◎入浴前のコップ1枚(低血圧の予防)

◎就寝前のコップ1枚(心疾患の予防)