facebook instagram

米国医師会雑誌(JAMA)、健康寿命トップは日本の73歳   2013.08.21

新聞記事・イメージ米国有力医学誌JAMA電子版にOECD加盟各国の健康寿命比較が発表され、日本の健康寿命は34ヵ国中1 位の73歳(男女計)となった。2 位以降は、スペインの71.0歳、スイスの70.9歳となった。日本は平均寿命も82.6歳で1 位、さらに障害とともに生活する年数は人口10万人あたり9,094で最低となった。なお平均寿命が一番短かったのは、トルコで74.4歳、同国は健康寿命でも最下位の64.0歳だった。報告では、障害を伴う生存年数が長い疾病ランキングも集計、一位は虚血性心疾患、慢性閉塞性肺疾患、腰痛、肺癌、精神疾患、筋骨格疾患、脳卒中、交通事故、薬物中毒が続いた。また障害を考慮した生存年数(DALYs)に影響を与えるリスクファクターの上位には、食習慣、喫煙習慣、肥満度(BMI)、高血圧、高血糖、運動習慣、飲酒習慣、総コレステロール値、薬物利用などとなった。同研究は米国NIHが助成し、疾病負荷共同計画として全米の研究機関が参画したもの。日本からは東京大学が参加した。データは2010年を用い、男女を合算して算出している。

康産業新聞1495号(2013.8.21)より一部抜粋