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facebook 12月より   2015.12.27


■ この一年 海外で感じたこと 一言 12月27日

12月 25 怒り今年、私は5ヶ国へ。述べ41日間、海外に滞在しました。時間のある限り、街へ出て、ブラブラ歩きました。カッコつけて言えば“Man-Watching”です。国柄や諸事情が異なるので一概には言えませんが、私なりに感じることは、人々の『怒り』です。トゲのある言葉・顔つき・態度。何に、なぜ、怒っているのか。複雑な社会、貧富の格差、仕事や生活への不平や不満。などなど、何に、なぜ、腹を立てているのか。それすら自分ではよく分からない。人々の様々な怒り。今年、私が一番感じたことです。そして、どこの街でも見かけた光景は「働く女性の姿」と日中「街をうろつく若者の姿」でした。

「冨」も「知」も格差が広がるばかり。この源泉は一体何か。「情報」かも知れません。インターネットの広がりです。知らなくてもイイ事までも、持たなくてもイイ事までも、何もかもが次々と湧き出てくる。人々が怒っている本質は、実は「情報」に…かも知れません。


■ ゲーム中にゴールが移動する困ったゲーム 12月26日

12月 24 ゴールこの年末に急遽、日韓外相会談とかで日本の外相がソウルへ。慰安婦問題〝最終決着〟(?)の合意形成を…とのこと。が、これは日本の願望に過ぎず、そう簡単ではない。落とし処は日本大使館の真向いにある例の銅像を他へ移す。移転費用(数億円?)が高いですネ。次は中国(南京大虐殺)での“最終決着”を…。政治家の交渉能力が問われています。こんな時、田中角栄サンがいればどんなに心強いことだったか…。

何度話し合いをしても、ラチがあかない。その都度、焦点が微妙にズレる。まるでゲーム中にゴールが動くようなもの。このゲームにはレフリーがいない。ルールもない。だがら、クレームの行き場がない。困ったゲームです。


■ ご都合主義 どうなるニッポン! 12月25日

12月 23 TVプログラムこの時期にしては珍しい。「報道ステーション」キャスター古舘氏、「NEWS23」アンカー岸井氏が電撃降板。番組中に〝国体〟に関わる事柄への個人的な見解や批判的な意見を述べたのが理由の一つ(?)かも…。何事も偏らず、波風立てず、並のコメントでOK。それ以上はNG。そんな世間の危うい〝風〟が流れているのかも知れません。

だからTV番組の多くはお笑いタレントのトーク。各局どこも同じ顔ぶれ。日頃の〝日常茶飯事〟を大袈裟に語り、バカ笑いする。食通ぶって〝食感〟とやらを大袈裟に言う。これもあれも世間の批判を避けたいがための「ご都合主義」の表れですネ。どうなるニッポン!


■ A Merry Christmasu to You! 12月24日

12月 22 メリークリスマス今夜、枕元にソックスを置いて眠る子供たちがたくさんいる。昨夜、CNNニュース速報。「サンタクロースを乗せたソリ」が出発。北極圏上の米国空軍の衛星がそれを確認したそうです。世界中の子供たちが彼の訪問を待ち焦がれていることでしょう。

サンタクロースって本当にいるの?! ↓↓↓
http://junkonno1.blogspot.jp/2011/12/blog-post_16.html


■ その日から〝下働き〟 カッツの女 12月「21日

12月 20 西森央 来社 1 12月 20 西森央 来社 2

西森央さんが年末のご挨拶に来てくれました。

今でも週数本はアクア指導をしています。西森さんでなければ…という根強いファンが結構多い。余人に代えがたい存在。が、本業は産業カウンセラ。心のケア。もう5年になるとのこと。 25年前、AD研のドアを叩いた。「アクアのイントラになりたい」「〝修行〟させてください」と。その日から〝雑巾掛け〟をした。そのうち根をあげるだろうと思っていましたが、あげなかった。あの日の思い出、長年の話に華が咲きました。楽しい夕食でした。来年もどうぞ宜しく。


■ 目標達成 バンザイ 12月20日212月 19 スイミング

今日で泳ぎ納め。通算180回。今年の目標〝達成〟。エヘン…。 明日からプールは補修工事でお休み。泳ぎ始めは1月5日から。新たな一年がまた始まります。


■ トッププロアスリートも水泳好き 12月20日1

12月 18 テニス海外で抜群な評価を得ている日本人プロアスリートと言えば、野球のNOMO,MATSUI,ICHIRO。そして近年ではテニスのKEI。言わずと知れた錦織圭選手。個人スポーツ、取り分け格式高いゴルフやテニスでファンから支持されるには、ゲームの結果だけでは不十分。ゲーム外の人生、考え方、生き方がとても重要なファクターです。気取りがなく、さり気ない、上品なジャパニーズ。そして日本人には珍しい内容のあるハイグレードなコメント。海外でのKEIへの高い評価はそんな処に有るのかもしれません。

昨夜、TV番組で彼へのインタビューがありました。子供の時、習い事で良かったのは何か、との問いに、彼は「英会話と水泳」と答えた。特に水泳は今でも続けている。〝肩甲骨〟が動くようになるのでイイとのこと。写真で見る限り、ハイエルボーのリカバリー、ストリームライン。いい泳ぎ方でした。

彼に憧れている少年少女たちよ。コートだけではなく、プールでも頑張って欲しい。


■ ラーメンの中にビジネスの原点が見える 12月19日

昼、ラーメンを食べました。

12月 17 ラーメン店事務所近くにある有名店。住宅地の中、立地は決してイイ訳ではない。が、数年前、ラーメン日本一へ。マスコミやメデアで取り上げられる度に〝行列〟が長くなる。が、今日はそんなに混んではいなかった。昔ながらの〝中華ソバ〟そのシンプルさが受けているのでしょう。殆どのお客は食べる前にスマホでパチリ。店主も客もシーンと静か…。

もう一つ、駅前にあるお店。立地抜群。俗に言う〝家系〟ラーメン。こっちも行列が出来る有名店。店内は大声が鳴り響き、いつも騒がしい。撮影お断りの張り紙。二つの“ラーメン店”は味・盛り付け・具材、雰囲気も真逆。対照的ですが、いずれも美味しい。

お互い異なる方針と戦略。客の好みも違う。だから双方が共存共栄できる。ビジネスの原点ではないか。ラーメンを食べながら、そう思いました。


■ 水泳の10大メリット 12月19日

12月 16 水泳 10のメリット水泳は安全で効果的。一生涯できる稀な全身運動。そのメリットは計り知れない。その特徴は次の通り。

1)いざと言う時、命が救われる。 2)一度に二大フィットネス・ファクター(心肺と筋力)が向上する。 3)呼吸機能が格段に良くなる。呼吸に問題があるヒトは特に良い。 4)見栄えの良いスリムでカッコいい姿勢になる。 5)上下前後左右にバランスのとれた体になる。 6)頭が良くなる。 7)前向きに生きる活力がつく。 8)生涯スポーツ。幼児から老人までカバーできる。 9)ストレス解消や軽減。心の悩みがあるヒトに特に良い。 10)仲間ができる。

納得。今日と明日、あと2回で今年の目標(延べ180回泳ぐこと)が〝達成〟できるかも…。


■ トスカーナ料理の神髄 トマト・パスタ 12月17日

12月 13 パスタ 1 12月 13 パスタ 2

イタリア半島中央部、トスカーナ地方。料理が美味い。ワインもオリーブオイルもイタリヤで最も上質らしい。気候風土に加えて食材が豊富。海の幸・山の幸が集まる地理的条件が整っているのが理由とのこと。グロセット(トスカーナ)滞在5日目。ラストメニューはパスタ。トマトだけのシンプルな味。これがまた絶品でした。


■ お金持ちへの道 12月16日

イタリアからの帰路便はハティハド航空(Etihado Airways)。初めて利用する会社でした。アラブ首長国連邦(UAE)の国営航空会社とのこと。世界屈指の大金持ち国。機内誌に『お金持ちになる10の習慣』なる記事が載っていました。それは…

12月 11 ゴールド1.シンプルで質素な生活。 2.モノではなく自分自身に投資する。 3.時間とお金を大切にする。 4.モノより経験にお金を使う。 5.お金は使用より貯蓄を優先する。 6.お金は増やすために使う。 7.自分から先に他人に尽くす。 8.決断を常に早くする。 9.不要なコトにはお金を使わない。 10.アイデアを常に考え、実行する。

記事の終りには…「アイデアは誰にでもある~だた考えているだけではダメ~大切なのは〝実行〟~実際にカタチにしなければ〝価値〟(お金)は生れない」と…。数年前、国王一族が渡米、デスニーランドを貸切にした事がニュースになりました。さずが大富豪が言う言葉には〝説得力〟があります。見習いたいものです。ところで、帰路便の楽しみは邦画鑑賞。が、今回は一本もなし。ガッカリ。アジア系は韓国・中国・インドのみ。こんな些細な事ですが時代の変化を痛切に感じます。かつて“Japan As Number One”と持てはやされた時代が懐かしい。失われた20年は大きいネ。


■ 二人の通訳者 お世話になりました 12月16日

韓国で私の日本語を通訳してくれるオム・ヘジンさん。亡くなったお祖母ちゃんが日本人。ご本人も日本に留学経験があり、今はマスコミ関係の翻訳の仕事をしている。もう10年以上前から、毎回、お世話になっているプロ通訳者。「先生、それは日本語としては少し変ですネ…こう言った方がいいんじゃないですか」などと時々〝教わる〟こともある。

12月 9 韓国とイタリア 通訳者 1 12月 9 韓国とイタリア 通訳者 2

一方、イタリアで今回、私の〝Poor English〟を通訳してくれたラウラ・バービエリさん。ベニス在中の才女。日頃は英語本の翻訳やエッセイを雑誌寄稿する仕事をしているとか。初日、講義の休憩時「あたなはアメリカ訛りね。どこで習ったの?」と…。確かに彼女は発音の奇麗なイギリス英語でした。

オムさん、ラウラさん。お世話になりました。ありがとう。


■ イタリアであのネコと再会(?) 12月15日 2

グロセット駅から車で30分。小高い丘に立つ古風なビラ数棟。ここがアイチ講習会の会場となったセミナーハウス。周囲はオリーブの木が延々と続き、その向こうはトスカーナの山々が連なる。大自然。

12月 グロセット 1 12月 グロセット 2 12月 グロセット 3

時差ボケ解消に毎朝、散歩しました。気づいたら、先月亡くなった我が家のネコ〝ハッピーくん〟が足元にいました。「あれッ…ここで何してんの?」と浮かぬ顔で私を見ています。そして、毎朝、道案内してくれました。実は、この猫、施設オーナーが飼っている三匹のうちの一匹だと後で知りました。私がウロウロしていると何処からともなく現れる。やっぱりあの猫は“ハッピー”に違いない…と今でも思っています。また会えて良かった。


■ ミラノ中央駅 テロ対策 12月15日 1

12月 8 ミラノ駅 1 12月 8 ミラノ駅 2

イタリア・ミラノ到着後、翌朝、鉄道でグロセット(トスカーナ)へ。6時間の旅。

ミラノ中央駅の改札口には金属探知機が…。ものものしい警戒ぶりです。乗車中も数回、鉄道警察(?)が巡回。テロ防止。12月5-6日はローマ・バチカン宮殿の一般参賀日。聖母マリアの処女懐妊を祝う祝日。駅内は人々で混雑していました。


■ 名画「アラビアのローセンス」の中の一シーン 12月14日

12月 7 ナツメヤシ 1
12月 7 ナツメヤシ 2

 近年、多発する中近東の難民問題やテロ事件。もとはと言えば、中世の十字軍遠征まで遡る因縁。が、そこまで辿らずも今のアラビア諸国の国境線はアラビア人の文明や歴史とは無関係。第一次世界大戦当時の欧米列強の勢力や利害が反映したもの。諸悪の根源はそのへんにあることは周知の事実です。

遠い昔、青年時代に観た名画『アラビアのローレンス』。第一次大戦を背景にしたアラブの内戦を唆したイギリスの物語です。その一シーン。主人公が美味しそうに食べるデイツ(Dats)。どんな味がするのか。一度食べて見ないと当時思いました。デイツとはナツメヤシの実を乾燥させたもの。アラビア特産の保存食です。コレがなかったらアラビア人は“砂漠”を横断できなかった。大袈裟に言えば、シルクロードは途中で途絶え、正倉院の宝物が日本に届くことはなかった。水・塩に次いで、デイツはキャラバン隊の必需食だったワケです。

今回、アラブ首長国連邦首都アブダビ経由の便だったので、空港でデイツを土産に購入しました。ローレンスが食べたデイツもこんな味だったのでしょう。咬めば噛むほど甘い味。

空港のDuty Free Shopで売られているデイツの多くはチョコレートや蜂蜜その他で加工されたモノ。が、見栄えは悪いが、素材の味を堪能できるプレーンが一番です。余談ですが、ドバイのデイツは世界一だと言われています。アラビア特産と言っても品種・風土・気候などで味が少し違うようです。同じ国でもアブダビよりドバイの方が美味いと聴きました。


■ 泳いでいると別世界へ 12月13日

12月 3 On Off今日、プールへ。18日ぶりに泳ぎました。スッキリ…。

日頃,何もなければ泳ぐ。思考停止。気分爽快。そのプールサイドに小さな黒板があり、その日のスタッフがコメントを書いています。内容は各人の自由に任せてあるようで日常の様々な感想が多い。それを読むのが楽しみでもあります。


■ 雪景色のピラミット 異常気象 12月12日12月 1 ピらミット 雪景色

カイロ(エジプト)に112年ぶりに雪。白いピラミット。2013年に起こったエジプトの異常気象 。昨日、東京は初夏(24度)の暖かさ。これも「エルニーニャ現象」という異常気象。なにはともあれメリークリスマス。


■ 若さを保つ秘訣は??? 12月11日2

12月 2 高齢者 1 12月 2 高齢者 2

「いつまでも若くありたい」と思いつつも、徐々に意識や行動が老け込んでくる。第二の人生をどう生きるか。身体の衰えとどう向き合うか。不老長寿ほど決定的な格差は他にない。

この写真、女性は92歳。男性は104歳。“例外的”なヨーロッパ人かも知れません。が、誰しもライフステージの変化に伴い、老化の進行を少しでも遅らせる。どうすれば少しでも快適に生きられるか。体形はともかく、ものの見方や考え方を常に改め、若々しく保つ。そんな生き方をしたいものですネ。

イタリアで出会った高齢の方。若さを保つ秘訣は…と訊くと「気楽に生きることかナ…」と教えてくれました。


■ 欧米も日本も未だに続く戦後処理 12月11日

12月 1 戦後 負の処理 1 12月 1 戦後 負の処理 2

昨夜帰国。今年ラストの海外出張(韓国→イタリア)でした。

帰宅早々、好物のソバを食べながら観たNHK・BS番組『昭和の選択・第2回』。終戦(即刻受諾)か休戦(一撃講和)か。天皇から幕引きを任さられた元侍従長・鈴木貫太郎内閣の苦悩を描く内容でした。いま、ヨローバは中近東からの大量難民の受け入れ・テロ多発で苦悩中。日本は韓国(慰安婦)・中国(大量虐殺)からの謝罪責任で苦悩中。いずれも未だに第二次大戦の負の処理を引きづっています。

そんな中で知った直木賞作家・野坂昭如氏の死去(享年85歳)。戦争を引きつった作家の一人。昭和の終わりを告げるニュースでした。


■ 日本の生命線 ホルムズ海峡 12月3日

12月 0 ホルムズ海峡アブダビ経由でミラノへ。アブダビってどこ。アラブ首長国連邦の首都。アラビア湾に突き出た角の様な国。アラビアンナイトの国です。初めて機上からホルムズ海峡を見ました。

狭い。実に狭い。日本の石油のほとんどが、こんな狭い海域を通って来るのか。ここが封鎖されたら一貫の終わり。日本の豊かさも平和も、実は際どい一線で保たれているワケです。 ソウルもアブダビもセキュリティチェックが厳しい。テロ防止のためでしょう。これが現実の世界。平和を維持するには高いコストがかかります。