facebook instagram

「水」のこころをブルーリボンで表わしたセラピーシンポジウム  2011.08.13

3月11日14時46分。太平洋三陸沖を震源とした地震発生。M9.0。気象庁観測史上最大。そして、大津波。福島第一原発事故。東日本大災害です。日本中が”一時停止ボタン”にスイッチが入りました。各種イベントの自粛が相次ぎました。

連日、未曾有の大津波の画像が繰り返しTVで映し出されました。今年の国内総会は中止せざろう得ないのでは・・・と弱気になった時期もあったのですが、気を取り戻し「こんな時だからこそ実施すべきだ…」と思い直しました。今となれば実施したことが正解だったと思っています。確かに、参加者数だけ見れば前回(二年前)より約30%減でしたが、実施運営は120%増。どの講座も素晴らしい内容でした。追って、皆さんからコメントが書き込まれるとは思います。とにかく、無事終了。ホット一息です。

実行委員会運営委員ミーティングの中で<震災義援金を…>との意見が出され、議論したのですが、結論は「義援は行為で示そう」と言うことにしました。色々なアイデアの中から”ブルーリボン”(水色)を名札につけることにしました。世界遺産の一つ、古代ローマ時代の大浴場(カラカラ浴場)の壁面に彫られていたとされる標語”In Aqua Sana Est”(健康は水の中にある)をブルーリボンで表わそう。震災で病んだ心と体を水で癒す。健康を取り戻し、元気を出そう。そうすることが私たちの義務であり、責任であり、意思であり、期待であり、希望なのだと言うメッセージにしよう。そう話し会いました。

次回、第6回は二年後。2013年の夏です。高齢化社会が加速する日本です。これから年々歳々アクアセラピーを必要とする人々が増えるに違いありません。適切な指導ができるスペシャリストとしてのアクアセラピストの育成と向上が求められる時代です。頑張ってゆきましょう。

講師の皆さん。受講者の皆さん。そして、ボランティアスタッフの皆さん。お疲れさまでした。アクアセラピーを広めましょう。今後ともどうぞ宜しく。

AD研 今野 純 (第5回アクアセラピーシンポジウム実行委員会委員長)



[ コメント ]

  1. Aqua Dynamics Institute より:

    残暑お見舞い申し上げます。

    アクアセラピーシンポジウムも無事終了。大震災発生後でしたので、各地からの受講者の熱い気持ち、スタッフの力強さを感じました。「ここで頑張らなくては前には進めない」そういった心意気を痛感しました。

    愛と勇気と感動…は「ブルーリボン」に託し、今後もAD研究所をスタートし、アクア指導に携わる全国の皆さんを通じて発信してくることになるでしょう。私もスタッフとして、講師として、その一人として今回参加できたことをとても嬉しく思っております。ありがとうございました。

    そして、TV取材にご協力して頂いた皆さまに心より御礼申し上げます。

    アオキファミリー 青木美樹

  2. member より:

    今回初めて、セラピーシンポジウムにボランティアとして参加させて頂きました。

    今年,日本中が大変な環境でありながらの開催は、本当に大変なことだと思います。

    わたくしは会場の誘導をお手伝いさせて頂きまして、シャワー室から会場を覗きながら、講師の方々、参加者の方々、スタッフの方々・・「思いは一緒~」なのだと、熱~い会場で(驚くほどの暑さ!)感じておりました。水のひきよせるパワーは素晴らしいですね。

    前を向いて、明るく頑張っている皆さんと貴重な時間を過ごせたこと、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

    (K.Yamamoto)

    • Aqua Dynamics Institute より:

      3日間、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
      お陰さまで無事終了しました。

      十年一昔。10年前に比べて、受講者の方も講師の方もスタッフの方も顔触れがだいぶ変わっているのですが、「アクアセラピーを発展させよう」というボランティアスタッフの心意気はまったく変わっていません。それどころか一層強くなっているように感じました。

      それが何より心強く、有りがたく思っています。これからもどうぞ宜しく。

      AD研 今野純

Leave a Reply

[コメント投稿をご希望の方]

コメントを投稿されたい方は、アクアダイナミックス研究所にご連絡ください。
IDとパスワードをお知らせいたします。

コメントを追加するには、ログインが必要です。